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SdKfz 6(Sonderkraftfahrzeug 6)は、第二次世界大戦でドイツ国防軍と武装親衛隊で使用された牽引力5トンのハーフトラックである。メーカーによる呼称はビュッシング-NAG BN9。1939年から1943年の間に生産された。 本車は他のドイツ軍半装軌牽引車と同様、機構が複雑で生産性に優れなかった。例えば部品の製造に1350時間、組み立てに1430時間が必要とされ、製造開始から軍への引き渡しまでに平均15ヶ月もかかったため、大戦半ばで生産を取り止め、より簡易なsWSに更新された。 == バリエーション == ; Sd.Kfz.6 : 牽引用ハーフトラックとして生産された基本型。 ; 37 mm FlaK36 auf Fahrgestell Zugkraftwagen 5t (Sd,Kfz,6/2) : 3.7 cm FlaK 36機関砲を搭載した自走式対空砲。弾薬を搭載したトレーラーを牽引する。生産終了により、Sd.Kfz.7/2が後継となった。 ; 76.2 mm FK36(r) auf Panzerjäger Selbstfahrlafette Zugkraftwagen 5t (SdKfz 6) : ソ連軍から捕獲したF-22 76mm野砲(7.62 cm PaK 36(r)と異なり、薬室は無改造)を搭載し、車体後部を10mm厚の装甲で囲った対戦車自走砲。9輌が作られ、北アフリカ戦線の第605戦車猟兵大隊に配備され、1942年のガザラ地区での戦闘で活躍した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「Sd Kfz 6」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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